足立区・綾瀬駅西口下車3分|医療法人社団 俊秀会 エヌ・ケイ・クリニック|健康診断・人間ドック・脳ドッグ・肺ドック・乳がん・子宮がん検診

健康診断結果の見方

総合判定 注意事項
正常 今回の健診の範囲内では
特に異常と思われる所は見当たりません。
体調に変化の生じた時には、最寄の医療機関で早めに受診して下さい。
正常範囲 わずかに所見を認めますが
現在特に心配はありません。
要再検査 所見を認めますが一時的な異常の可能性も
ありますので再検査をお勧めします。
要経過観察 所見を認めますが、今すぐに治療や精密検査を受けるほどではなく、現在の経過を見ながら日常生活に注意して下さい。
要精密検査 病気の有無をさらにくわしく検査で確かめる必要があります。 健診結果も一緒に医師に提出し、参考にしてもらってください。
治療中 参考までにこの結果票を持参し、主治医の指示に従って治療を受けて下さい。
(治療中は健康診断実施時に行った問診の自己申告によります)

BMI

BMIおよび標準体重の計算式は以下になります。 

BMI=体重(kg) ÷ {身長(m) X 身長(m)}
標準体重 = 22 X 身長(m) X 身長(m)
状態 指標
低体重(痩せ型) 18.5未満
普通体重 18.5以上、25未満
肥満(1度) 25以上、30未満
肥満(2度)
30以上、35未満
肥満(3度)
35以上、40未満
肥満(4度)
40以上
太りすぎは、高脂血症・高血圧・糖尿病・通風・脂肪肝・関節痛などの原因となります。適度な運動につとめ、食べ過ぎないように注意しましょう。急に太った人、原因不明で痩せた人は何らかの病気の可能性もありますので注意を要します。

血圧

image 血圧は、心臓血管系、腎臓などの状態を反映する指標です。血圧が高いほど心疾患や脳血管障害の発生する危険性が高くなります。
出来るだけ正常に近いレベルを維持するように努めましょう。
高血圧に対しては、体重の減量、酒とたばこの制限、適度の運動、減食塩(1日4~6g)などが有効です。また、ストレスの解消、脂質異常症の改善にも留意しましょう。

心電図

image 心臓の筋肉の働きを電気的に記録するもので、不整脈、筋の肥大、刺激伝導系の以上など多くの情報が得られます。
「経過観察」の場合は、定期的に検査を受けて変化の状況をみていきましょう。要受診、要精密検査の場合は循環器内科の医師の診療が必要です。
所見 説明
軸偏位
(左軸偏位、右軸偏位)
心臓内の電気の流れは、ある一定の方向性をもっていますが、その方向性に偏りがある状態を軸偏位といいます。左側に偏っている場合を左軸偏位、右側の場合を右軸偏位と呼びます。正常の亜型(心臓の位置の違いなど)としてもみられますが、心筋の肥厚などをきたす疾患(高血圧、弁膜症)でもみられます。
時計方向回転
反時計方向回転
この所見の意味するところは、上記の軸偏位とほぼ同じです。偏位の方向を違う形で表現したものです。
高電位 心電図で記録される電位の揺れが大きい所見のことです。心筋の肥厚を反映する所見と考えられますが、肥大がなくても、胸壁がうすく電極と心臓までの距離が近い場合に認められることがあります。
ST低下 ST部分が基準線より下がっている所見です。心筋の血流不足(狭心症等)を疑う所見ですが、心筋の肥厚などでも認められます。
陰性T 通常は山型のT波が、谷型にへこんだ所見です。心筋の血流不足、心筋の障害などでおこる変化です。
洞性徐脈 心拍数が1分間に60回未満の場合のことを指します。極端に少ない場合は血液が体に十分行き届かなくなるため治療が必要になります。正常人でも運動選手や高齢者で時々認められます。また、ある種の降圧剤を内服している場合、心拍数が少なくなることがあります。
期外収縮
(心室性、上室性)
心臓は規則正しいリズムで動いていますが、リズムから外れた動きを期外収縮といいます。原因が心室の場合を心室性期外収縮、心室より上(多くの場合心房)の場合を上室性期外収縮と呼びます。原因、程度により、そのまま様子を観て良いのか、あるいは治療が必要なのかを判断します。

胸部X線

胸部のレントゲン撮影では、左右の肺や中央部(縦隔)にある病気の早期発見を目的としています。「経過観察」の場合は、定期的に検査を受けて変化の状況をみていきましょう。要受診、要精密検査の場合は呼吸器または循環器内科の医師の診療が必要です。
所見 説明
結節影 境界の比較的はっきりした円形状の陰影。
陳旧性炎症性変化 過去に肺炎など、炎症を起こした跡が残ったために認められる所見。
心影拡大 心臓の陰影の幅が胸の横幅の50%よりも大きくなっている。肥満、心不全、心臓弁膜症などの場合に見られる。
大動脈蛇行 大動脈が弯曲して走行している。動脈硬化・大動脈瘤などの場合に見られる。
異常陰影(疑) 何らかの原因で影が認められる。危険性や疾患の種類をこの段階では特定できない。

胃部X線

食道から胃、十二指腸までを造影剤(バリウム)を飲んで写し出す検査です。胃がんの早期発見が主目的ですが、潰瘍、ポリープなどの情報を得ることができます。「経過観察」の場合は、定期的に検査を受けて変化の状況をみていきましょう。要受診、要精密検査の場合は消化器内科の医師の診療が必要です。
所見 説明
ポリープ 粘膜から局所的に隆起した腫瘤。一般に無症状、胃もたれ・不快感・食欲不振などみられることもあるが、多くは同時に発症している慢性胃炎によるもの。
胃潰瘍 胃粘膜に起こる限局性の組織欠損をいう。
変形 胃炎・胃潰瘍などの繰り返し、年齢(加齢)によっておこる胃・十二指腸の変形。潰瘍や癌のこともある。
食道裂孔ヘルニア 本来腹部にある胃の一部が横隔膜の食道裂孔という穴を通って胸部内に入り込んだ状態。
ニッシェ バリウムが凹んだ部分にたまった所見。潰瘍などで見られる。

超音波

所見 説明
肝のう胞 肝臓内部にできた、独立した袋状組織。液体・半固形体が入っている。
脂肪肝 肝細胞に脂肪が蓄積した状態。継続的かつ多量の飲酒や肥満・脂質異常症などが原因。
血管腫 血管が増殖してできた腫瘍で、良性。但し大きい場合や初めて見つかった場合は精査が必要。

婦人科(乳がん・子宮がん)健診

所見 説明
乳腺繊維線腫 10代後半~30代に多く見られる乳腺の良性腫瘍。
乳腺のう胞 乳腺症の症状のひとつで、乳腺内に液体が袋状に貯まった状態。大きくなると丸いしこりとして触れ、圧痛を伴うこともある。穿刺吸引すれば消失するが、自然に消失することもある。
乳腺症 乳腺がホルモンの影響により増殖と萎縮を繰り返しておこる様々な病変の総称。痛みやしこりなど、生理周期に合った症状がみられることが多い。
頸管ポリープ 子宮頸管の内膜からでるイボ様のようなもの。症状がないものがほとんど。大きい・出血しやすいようであれば、切除が必要となる場合もある。
子宮筋腫 子宮体部の筋層からできる良性のコブ。大きさや部位・症状によっては精密検査が必要となる場合もある。

子宮細胞診結果について

検診時に採取した細胞を顕微鏡で観察し、異常がないかどうかを調べる検査です。日母分類(クラス分類)と「ベセスダシステム」にて標記されています。NILM以外は細胞に異型(正常のものではなく、悪性のものも疑われる)を認めるため、産婦人科にて精密検査が必要となります。

貧血

血液中の血色素が不足している状態が貧血です。赤血球に含まれる血色素量の低下、赤血球数の減少、あるいは、その両方が重なって現れる場合などがあります。
貧血の原因は多様ですから、まずその原因を調べる必要があります。最も多いのは鉄欠乏性貧血で、慢性の出血(消化管出血・女性の生理・子宮筋腫を含む)慢性の炎症や鉄分摂取不足でおこります。鉄欠乏性貧血であれば、鉄分の多い食事(レバー・ほうれん草・豆類・貝類など)をとるように努めてください。

肝機能

肝機能のスクリーニング検査には、GOT・GPT・γ-GTP・ALPなどが用いられます。これらの数値に異常があると肝臓や胆道系の異常が疑われます。
肝障害の原因として多いのは、ウイルス性肝炎、アルコール性肝障害、脂肪肝です。
検査値の異常が続くときは、定期的に検査を受けて経過を見るとともに、栄養のバランスに留意し、お酒はひかえめにしましょう。

脂質

血液中の脂質が多すぎると動脈硬化がおこり、心臓病や脳血管障害の原因となります。
総コレステロール・中性脂肪及びLDLコレステロールが高いときは、食事療法・運動療法が必要となります。
それらを行っても効果が不十分な場合は薬物療法の適応となります。HDLコレステロールは、逆に動脈硬化を防止する働きがありますので、40mg/dl以上あることが望まれます。

糖代謝

糖尿病は、血糖を降下させるインシュリンホルモンが不足したり作用不十分なために生じます。放置すると、血管・眼・心臓・腎臓神経系などに重大な合併症を引き起こします。尿糖が陽性または血糖が高めの場合は糖尿病の有無を確かめる必要があります。血糖が正常で、尿糖が陽性となる状態を腎性糖尿といいます。腎性糖尿は、現在心配ありませんが経過観察が必要です。HbAlcは、ほぼ1~2ヶ月間の血糖値の状態を示します。糖尿病といわれた方は、必ず専門医を受診し、食事・運動療法等の指導を受けましょう。

眼底検査

眼の奥に光をあて、視神経や網膜、血管などの状態を調べます。眼底は血管を直接観察できる場所でもあり高血圧、糖尿病、緑内障などの診断にも用いられます。

尿・便

項目 特徴 異常を示す場合

尿

蛋白 腎、尿路系の障害を調べます。からだに異常が無くても激しい運動、強いストレスなどでも陽性になることがあります。 陽性では腎炎、尿路感染症など
糖尿病発見の手がかりになります。血糖値が高くなると尿中に糖がでるようになります。 陽性では糖尿病、膵炎など
潜血 腎、尿路系になんらかの異常があると尿中に赤血球が含まれることがあります。 陽性では腎炎、尿路感染症、尿路結石など
ウロビリノーゲン 肝臓でつくられる胆汁の中のビリルビンという色素が分解されてできた物質で、肝機能低下によって尿中に多く出てきます。 陽性では肝障害、溶血性黄疸、腎障害など
便 潜血 便の中に血液が混入していないかを調べます。 陽性では消化管の潰瘍、大腸ポリープなど

血液検査

項目 特徴 異常を示す場合
貧血 赤血球 からだの中の細胞に酸素を運び、いらなくなった二酸化炭素を運び出す働きがあります。 高値では多血症、肝炎など
低値では貧血、子宮筋腫など
血色素量 赤血球の成分のひとつで全身に酸素を運ぶ働きがあります。
*ヘマトクリット 一定量の血液中に含まれる赤血球の容積の割合をいいます。
*血清鉄 体内の鉄貯蔵量や貧血性疾患の目安となります。
*総鉄結合能 鉄欠乏性貧血であるかどうかの判断に用いられます。
*白血球 細菌やウイルスをやっつける働きがあります。 高値では感染症や血液疾患など
低値では貧血、肝硬変など
*血小板 出血をしたときに血を止める働きがあります。 高値では慢性白血病、多血症など
低値では血液疾患、肝硬変など



肝機能
GOT アミノ酸の代謝に必要な酵素で、肝臓の障害の程度を示す指標です。肝細胞の障害が進むと値が上昇します。 高値では肝疾患、骨格筋疾患、心筋障害など
γ-GTP 主に、肝臓や腎臓、脾臓に含まれる酵素で、肝臓や胆道に障害があると値が上昇します。特にアルコールに敏感に反応するという特徴があります。 高値では、アルコール性肝障害、薬剤性肝障害など
*ALP 肝、骨、腸などさまざまな臓器に含まれる酵素で、胆汁の通り道などが塞がれると値が上昇します。 高値では肝、胆道、骨疾患など
低値では甲状腺機能低下症など
*LDH 糖がエネルギーに変わる時に働く酵素で、全身のあらゆる組織細胞に含まれますが、その組織が破壊されると値が上昇します。 高値では肝、胆道疾患、腎疾患など
*TTT/ZTT 血清中の蛋白質の性質を調べます。肝炎など慢性化すると値が上昇します。 高値では慢性肝炎、肝硬変など
*総蛋白 血液中に存在する蛋白質(アルブミンとグロブリン)の総量で、からだの代謝をスムーズに行う働きがあります。 高値では肝硬変、慢性肝炎など
低値では肝障害、栄養不良など
*総ビリルビン 黄疸の指標となるものです。通常は胆汁の成分として便とともに排泄されますが、胆道系の障害で血液中に増えてきます。 高値で肝障害、黄疸、胆石など
脂質 *総コレステロール 脂肪分の一つで、血管や細胞膜をつくる大切な成分です。コレステロールが多くなりすぎると動脈硬化などの原因になります。 高値では脂質異常症、糖尿病など
低値では肝障害、腎障害など
中性脂肪 脂肪分の一つで、エネルギー源として利用されますが、余った分は皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられます。 高値では肥満症、脂肪肝など
低値では甲状腺機能亢進症など
HDL-C 血液中の余分なコレステロールを回収して肝臓に運ぶ働きがあります。そのことから、善玉コレステロールと呼ばれており動脈硬化などを予防します。 低値では動脈硬化症、肝疾患など
LDL-C 悪玉コレステロールと呼ばれており、LDLコレステロールが増えすぎると血管壁にコレステロールがたまり、動脈硬化を促進します。 高値では動脈硬化症、狭心症など
腎機能 *尿素窒素 体内でエネルギーとして使われたたんぱく質の燃えカスです。通常は尿とともに排泄されますが、腎機能低下などによって血液中に増えてきます。 高値では腎疾患、糖尿病など
低値では肝不全など
*クレアチニン 尿素窒素と同じく蛋白質の燃えカスです。腎臓の排泄機能が低下すると尿中に排泄できなくなり血液中に増えてきます。 高値では腎疾患、尿管閉塞など
低値では筋ジストロフィーなど
*尿酸 生体内の核酸の構成成分(プリン体)の燃えカスです。通常は尿中に排泄されますが腎機能が低下すると血液中に増えてきます。 高値では通風、腎炎など
低値では肝硬変など
糖代謝 血糖 血液中のブドウ糖のことで、脳や細胞組織のエネルギー源となる大切なものです。 高値では糖尿病、腎障害など
低値では高インスリン血症など
*HbA1c 赤血球のヘモグロビンと血液中のブドウ糖が結合したもので、過去(1~2ヶ月)の血糖の状態をみます。
*血清アミラーゼ でんぷんなどの糖質を分解する消化酵素です。主に唾液腺や膵臓から分泌され、膵臓疾患などで上昇します。 高値では急性膵炎、腎不全など
低値では慢性膵炎、肝硬変など
*CPK エネルギー代謝に必要な酵素で心筋や骨格筋に存在します。からだに異常がなくても激しい運動などで高値になることもあります。 高値では心疾患、筋疾患など

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)について

メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪の蓄積に加えて、高血糖、血圧高値、脂質異常という危険因子を持ち合わせた状態のことをいいます。
ひとつひとつの症状は軽くても、危険因子が重なることにより、動脈硬化が進み、脳卒中や心臓病を起こす危険が高まります。
危険因子を3つ以上合併した場合は、まったく持たない人に比べて心臓病の発症リスクは35.8倍と高くなります。また喫煙も動脈硬化を促進する危険因子となります。
あなたも「お腹が出てきた」、「“ちょっと”中性脂肪値が高い」、「“ちょっと”血糖値が高め」と、そのちょっとを見逃すと、将来大変なことになるかもしれません。

判定

該当者 健診結果を見直し、治療及び精密検査が必要な場合は受診し、それ以外の方は下記を参照し、食事・運動の生活習慣の改善を実施していきましょう。
予備群 メタボリックシンドローム予備群です。1に運動2に食事、しっかり禁煙、最後にクスリを合言葉に、生活習慣の改善をしていきましょう。
該当しない メタボリックシンドロームには該当しません。
判定不能 検査項目の不足により判定できません。

診断基準

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上記のうち2つ以上が内臓脂肪型肥満にプラスされると、メタボリックシンドロームといい、1つプラスされるとメタボリックシンドローム予備群という。
※血糖検査をHbA1cで行った場合は、5.5%以上で追加リスクとなります。

生活上の注意点

脂質異常 食べ過ぎや、糖分、脂肪分のとりすぎは中性脂肪を増やしますので、とりすぎないように注意しましょう。ウォーキングなど適度な運動はエネルギーを消費し、脂肪分の蓄積を防ぎ、HDLコレステロールを増やす効果があります。
高 血 圧 塩分のとり過ぎや、お酒の飲み過ぎなども血圧を上昇させます。強いストレスは交感神経を刺激し、そのために末梢神経が急激に収縮して血圧が上昇します。ストレスの解消を図りましょう。
高 血 糖 血糖の上昇を防ぐためにはバランスの取れた規則正しい食生活が大切です。食べ過ぎや糖分のとりすぎに注意しましょう。運動は肥満防止やインスリンの働きをよくする効果がありますので、できるだけ取り入れましょう。ただし激しい運動は必要ありません。
喫 煙 禁煙は、長年の喫煙習慣を断ち切る必要があるために、想像以上の努力と勇気が必要です。禁煙に失敗しても再挑戦してください。「たばこをやめたい」という気持ちがあれば、禁煙は成功します。
肝機能異常 肝臓病で最も多いのは、ウイルス肝炎ですが、アルコールの飲みすぎ、栄養のとりすぎなどによる肥満などの生活習慣も原因のひとつ!注意しましょう。