足立区・綾瀬駅西口下車3分|医療法人社団 俊秀会 エヌ・ケイ・クリニック|健康診断・人間ドック・脳ドッグ・肺ドック・乳がん・子宮がん検診

婦人科がん検診について

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子宮頸部細胞診

子宮頸がんは、主にHPV(ヒトパピロームウイルス)の感染により発生するがんです。
若年者に多く20~30代の増加が問題になっています。

子宮頸部細胞診

子宮体癌は、子宮内膜から発生するがんです。
閉経後に不正性器出血などの症状がある方は、子宮体癌検査が必要です。治療が受けられる医療機関にご相談ください。
子宮筋腫のある方は、卵巣の疾患が気になる方は、子宮内膜症、子宮腺筋症、月経困難症のある方には、経膣超音波検査をおすすめします。

検査方法は?

子宮頸部細胞診

image 子宮頸がんの発見を目的とします。婦人科医師により膣鏡診と子宮頸部細胞診を行います。
膣鏡(膣を広げて観察する器具)を使用して子宮頸部を観察します。
やわらかい専用のブラシで子宮頸部の細胞を採取します。
採取した細胞に異常がないかを調べる検査です。

子宮頸部細胞診には、従来法とLBC法(液状化検体細胞診)があります。

子宮頸部細胞診のLBC法ついて

image 新しい検査方法(LBC法)は、専用の容器の中でブラシをすすいで細胞標本を作ります。
子宮頸がんの原因となるHPVウイルス感染も同時に調べることができます。

同じ状態の標本が乾燥変性が無く作成できます。
全て同じ状態の標本で細胞が観察しやすく精度が高いです。

子宮頸部細胞診の従来法について

image これまでの検査(従来法)は、直接スライドガラスに細胞を塗っています。

塗抹過少、塗抹過多
塗抹によって細胞が重なることがあります。

HPV検査

image 子宮頸がんは、主にHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染よっておこるがんです。そのウイルスの感染の有無を調べます。子宮頸部細胞診と同時に行うことができます。
HPVウイルスには、性交渉の経験がある80%位以上の女性が一生に一度は感染しますが、ほとんどの場合は免疫力により自然消滅します。
頸部細胞診と同時に検査を行うことで子宮頸がんの早期発見につながります。



経膣超音波検査

image 子宮や卵巣の状態を検査します。子宮頸部細胞診に引き続いて行います。
経膣超音波専用の細いプローブ(探触子)を直接膣内に入れて行う検査です。
経腹(通常行われる超音波検査)で行う検査より精度の高い画像を得ることができます。
子宮筋腫のある方、卵巣疾患が気になる方、子宮内膜症、子宮腺筋症、月経困難症のある方におすすめします。


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内診

膣とおなかを押さえることにより、腫れているところや、しこりなどがないかを確認します。
当院では、医師の必要に応じて実施します。
内診では、早期の婦人科疾患の発見が難しい場合もあります。経膣超音波検査を併せて受診することをおすすめします。

検査の流れ

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④(従来法からLBCへの変更)、⑤、⑥はオプション検査です。

当院での取り組み

image 当院では、産婦人科医師と女性スタッフを中心に

・病気に関することや検査方法についての正しい情報の提供
・清潔で検診を受けやすい環境づくり

について取り組んでいます。多くの女性の方が安心して精度の高い検診をお受けできるように努めています。