腫瘍マーカーについて
腫瘍などにより産生される物質を測定する検査です。がんの診断補助に有効です。
検査は、採血にて行いますので、一度に複数の項目を同時に調べることができます
当院でおすすめする腫瘍マーカー
男性がんセット：CEA・CYFRA（シフラ）・PSA
3種類のマーカーに対応します。
消化器系がん,肺がん、前立腺がんマーカーのセットになります。
女性がんセット：CEA・CA125・CA15-3
3種類のマーカーに対応します。
消化器系がん,肺がん、乳がん、卵巣がんのセットになります。
ABC検診：Hp抗体（ヘリコバクターピロリ菌）・PG（ペプシノゲン）
胃がんのリスク検診です。①ヘリコバクターピロリ菌に対する抗体と②胃粘膜の萎縮の状況（ペプシノゲンの血中濃度）を測定し胃がんの発生リスクを分類します。
甲状腺機能検査：FT3・FT4・TSH
3種類のマーカーによる甲状腺機能亢進症や低下症の診断補助を行います。
肝炎検査
HBs抗原、HCV抗体を調べ、B型肝炎、C型肝炎ウイルスの感染の有無を判定します。
便潜血検査（2日法）
便中の目に見えない潜血反応を調べる検査です。大腸がんのスクリーニング検査として有効です。
※事前の申し込みが必要です。
LOX-ｉｎｄｅｘ® （ロックス・インデックス）
脳梗塞、心筋梗塞の発生リスクを調べる検査です。高血圧、脂質異常、糖尿病による動脈硬化が気になる方におすすめします。
※ 事前の申し込みが必要です。
ＭＣＩスクリーニング検査
アルツハイマー病の前段階である軽度認知障害のリスクを判定する血液検査です。
アルツハイマー型認知症は、
アミロイドベータペプチドという老廃物が脳に蓄積し、神経細胞を破壊することで発症します。
この検査では、アミロイドベータペプチドの排除や毒性を弱める機能を持つ血液中の３つのたんぱく質の量を調べることで、ＭＣＩのリスクを判定します。
※事前の申し込みが必要です。
腫瘍マーカーの種類と目的
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肺 |
肝臓 |
胆道 |
膵臓 |
胃 |
大腸 |
前立腺 |
乳房 |
子宮 |
卵巣 |
| CEA |
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| AFP |
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| CA19-9 |
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| CYFRA（シフラ） |
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| PSA（男性のみ） |
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| CA125（女性のみ） |
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| SLX |
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| CA15-3 |
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| CEA |
消化器系がん,肺腺がん |
| AFP |
肝臓がん |
| CA19-9 |
消化器系がん特に膵がん、胆道がん |
| CYFRA（シフラ） |
肺扁平上皮癌 |
| PSA |
前立腺がん |
| CA125 |
卵巣がん |
| SLX |
肺腺がん、消化器がん、卵巣がんなど、腺がんを主とした広範ながん |
| CA15-3 |
乳がん |
| LOX-index® |
脳梗塞、心筋梗塞の発生リスクスクリーニング検査 |
| ＭＣＩ |
軽度認知障害 |
早期にがんを診断するために
画像診断検査 (内視鏡、バリウム、ＣＴ、エコーなど )と組み合わせて行うことが大切です。
経年的な変化を把握することが重用です。継続的な検査をおすすめします。
CEA・AFP・CA19-9・CYFRA（シフラ）・PSA（男性）またはCA125（女性）の5種類の腫瘍マーカーがセットになっています。別途料金にて追加検査も承ります。
